先日マクドナルドの商品をUBER-EATS(ウーバーイーツ)で配達してもらいました。とても気持ちの良い感じの配達員さんでした。今回は副業としてのUBER-EATSについて説明したいと思います。
UBER-EATS(ウーバーイーツ)とは
UBER-EATSとは、提携する飲食店のメニューを依頼主へと配達するサービスのことを言います。
これまで、飲食店がデリバリーサービスを始めるには従業員を別に雇う必要があったため、人件費の面などから断念している場合も多かったのですが、UBER-EATSと加盟契約を結ぶことで、必要な時だけ配達員を派遣してもらうことができるようになりました。
派遣される配達員は「パートナー配達員」と呼ばれ、飲食店から配達員の要請があると、UBER-EATSは登録しているメンバーの中からその時間に待機をしているパートナー配達員を探し、飲食店へと向かわせます。
そして、飲食店に向かったパートナー配達員は、配達する料理を受け取り、それを依頼主のところに運ぶというわけです。
パートナー配達員は、通常のアルバイトのように決められた時間ではなく、空き時間を利用して自由に働くことが可能となっているため、フリーターや主婦はもちろん、「もう少しお小遣いを増やしたい」と思っているサラリーマンが副業として多く行っています。
都心を中心に拡大中
カナダのトロントで始まり、日本では2016年9月にサービスを開始しました。
とは言え、今現在UBER-EATSが利用できるのは、東京23区と横浜、大阪の10区と、限られた地域のみのため(年内に京都、神戸でもサービス開始予定)、該当地域以外の人はサービスを受けることはできません。
そのため、パートナー配達員をやってみたいという場合も、今のところ上記の地域の近隣に在住の人のみに限られてしまいます。
収入はどれくらい?
移動距離や応答率、依頼した人(お客様)からの評価などによって、配達1件あたりの収入は変動しますが、平均すると1件600~1,200円が相場と言われています。
また、完全出来高制のため、配達をすればするほど収入は多くなります。
初心者でも仕事に慣れれば一日12~15件の配達を行えるようになるため、10,000円前後を稼ぐことができますし、ベテランになると一日30件以上配達を行って50,000円を一気に稼ぐ人もいるようです。
なお、配達の利用が多い地域や忙しい時間帯、曜日などに合わせて、基本単価を引き上げるブーストという制度もあります。
これは通常の単価に1.1~1.5倍程度の倍率が加わるもので、中には1.8倍、2.2倍というケースも発生するため、そのタイミングで配達が行えると効率よく稼ぐことができます。
始め方、具体的な仕事
UBER-EATSのパートナー配達員として働くには登録が必要です。
まずはWEBサイトにアクセスし、右上にある「ドライバーとして登録する」をクリックして下さい。
氏名やメールアドレス、電話番号などの入力の他、顔写真付きの書類(運転免許証など)のアップロード、バイクで配達をする場合は自賠責の証明書などをアップロードしてアカウントを作成後、各都市のパートナーセンターで登録手続
き、説明会を経て、登録は完了です。(この時に配達用のバッグなどを受け取ります)
説明会後、専用アプリ「UBER-DRIVER」を起動させるとすぐに仕事を始めることができます。
後は配達依頼が来るのを待ちましょう。
配達依頼を受けたら、飲食店に移動し料理を受け取って、指定の場所に届けます。
仕事ができる時はアプリを起動させ、働けない時間はアプリを終了させておけば配達の依頼は入って来ないので、自分の都合に合わせて仕事をすることができます。
※UBER-EATの登録サイトhttps://www.uber.com/ja-JP/drive/delivery/
事前に準備しておくもの
- 自転車もしくは原付バイク
- 自転車やバイクにスマートフォンを固定するホルダー
- モバイルバッテリー
- ドリンクホルダーがあると便利
効率よく稼ぐには
配達の多い地域、人気のレストランの付近で待機をしていると、配達依頼が入った時にすぐに対応することができます。
また、自転車での移動でも問題はありませんが、同じ時間内で配達件数を増やすなら原付バイクの方が効率がいでしょう。
配達先が遠いと単価も高くなるので、その場合もやはり原付バイクの方が有利に動けます。
メリット、デメリット
メリット
- 都合のよい時間だけ働くことができる。
- 自転車で配達すれば運動不足を解消することができる。
- 給料が週払いなのでお金が欲しい時にすぐ稼ぐことができる。
- 人間関係に悩むことがなく仕事ができる。
- UBER-EAT利用時の支払いはクレジット決済のため、依頼主からお金を受け取る必要がない。
デメリット
- 自転車もしくは原付バイクでの配達になるため、持っていない場合は購入やレンタルをする必要がある。
- 配達先が遠いと戻ってくるのに時間が掛かって効率が悪くなることがある。
- ドリンクやスープなどの液体は、配達中にこぼれてしまうことがある。
パートナー配達員が弁償する必要はありませんが、お客様に説明をする必要はあります。 - 事故が起きた時は自己責任になる。
最近は原付バイクのみならず自転車での事故が増えているため、パートナー配達員を始める時は必ず保険に加入することをお勧めします。 - ガソリン代の支給はないため、原付バイクの場合は自己負担となる。
UBER-EATSで働いている人の口コミ
始める前は本当に仕事があるのかなと思っていましたが、僕の場合は稼動を開始した初日から配達依頼が次々と舞い込み、4時間で5,000円ほど稼ぐことができました。
時給にして1,250円ほどですが走行距離などを上手く計算して依頼を選べば、もっと効率よく稼げるだろうなという確信があります。
これまで趣味で自転車に乗っていたのですが、好きな自転車に乗りながらお金も稼げて、僕にとっては一石二鳥(おまけに健康も維持できるので一石三鳥かな?)の副業だと思っています。
すぐに説明会に行き、そこで配達用のリュックなどを渡されます。
身分証明書の提示はありますが、面接などは特になく本当に仕事のやり方を聞くだけで仕事を始められます。
これまで働いてみた感じとしては、やっぱりランチタイムは配達依頼が多いので、上手くいけば1~2時間で3~4,000円くらい一気に稼げますが、スマホが鳴らない時は全く鳴りません。
そのギャップはあるものの、総合すると空いた時間を使って稼げる仕事だと思います。
実際に初めてみるとレストランの前で別の依頼を受けた配達員の人と会って挨拶をしたり、依頼先のオフィスビルの前でやはり自分と同じ配達員の格好をした人とすれ違って声を掛け合ったりと、以外と人とのコミュニ―ションが多い仕事だと思いました。
僕の場合は一件目でかなり疲れてしまい休憩を挟みましたが、このような時はアプリをオフにすると配達依頼が来なくなるので、自分の好きな時に休めるのがこの仕事の最大の魅力だと思います。
気を取り直して仕事を再開し、初日は2件配達して終了。運動をしながらお金を稼げるので、これからも自分のペースで続けてみようと思っています。
自転車での移動なので正直キツイと思う時もありますが、そこはいい運動だと思って割り切っています。
ただ、リュックが思いの他大きいので、人が多いところを移動する時はぶつからないように注意が必要です。
ちなみに僕は電柱にぶつけてしまったことがあります。
空き時間に15分くらいの距離の配達で600円ほどの報酬が入れば、それだけで本業のランチ時にいつもよりちょっといい物を気兼ねなく頼めるようになりますからね。
もう少し本腰を入れれば一日で5,000円くらいは稼げます。
これを本業が休みの土日で週2で行ったとすると月40,000円。
サラリーマンの平均小遣いが40,000円弱なんで、やっぱり割がいいと思います。
好きな時に働けるので、仕事帰りにアプリを起動させて配達をこなし、いい汗かいて自宅に帰るなんてこともできます。
同じように自転車に乗ってもジムに行ったらお金がかかるのに、UBER-EATSならお金ももらえるんだからありがたいです。
会社だと人間関係に悩むことも多いですが、UBER-EATSは依頼主に注文の品物を届けるだけなので煩わしさがありません。
それに仕事で抱えたストレスや日ごろの運動不足を自転車を漕いで解消できるのもいいです。
UBER-EATSは自分の好きな時間に働けてお金が稼げるので、副業を考えている人はぜひやってみてほしいと思います。
配達先が自分じゃ絶対入居できない超高級マンションだったりして、なかなか面白い体験もできたりします。
まとめ
ウーバーイーツについて説明してきました。
日本国内でもかなり浸透してきて、近所を歩いていると、配達用のリュックを背負ったパートナー配達員さんを見かけるようになりました。
意外にも割りのいい仕事と考えている人が多くいます。
興味がある人はぜひチャレンジしてみてください。