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AFPの取得って意外に大変です。特に認定研修の最後にある提案書の作成はなかなかやる気になりませんよね…
でも、どうせ取得するなら、早めに取得したいところです。
今回は私が利用した教育機関と提案書の作成について解説したいと思います。

AFP取得のための提案書とは?

AFPは国家検定ではなく、日本FP協会が認定する独自の資格です。

金融系の企業に勤めている人やファイナンシャルプランナーとして独立したい人などは、まず取得しておきたい資格です。

AFP資格はFP2級取得とAFP認定研修の修了で取得できます。

この認定研修の最後には提案書の作成という課題が用意されていて、この提案書で合格点(6割)を取る必要があるのです。

提案書は、FPとして相談を受けたという想定のもとで、ライフプランの改善案などを提案するものになります。

FP2級に合格している人なら決して難しいものではありませんが、それでも一定のボリュームがあるので、課題を始めるのに、どうしても腰が重くなってしまいます。(私もそうでした…)

AFPの取得にはお金がかかる

AFPを取得するなら、FP2級の勉強をして知識があるうちに素早く取得したいですよね。

ただし、AFPの認定研修は日本FP協会が指定している教育機関で受講する必要があり、受講料がかかります。

研修内容は教育機関によって異なりますので、受講料もかなり違います。

まずはこの教育機関選びが重要です。

教育機関の選び方・おすすめの教育機関

教育機関は日本FP協会のHPにある教育機関検索で探すことができます。

【参考】AFP認定研修の検索(日本FP協会)

検索では受講内容だけでなく、受講料でも絞りをかけられますので、安い教育機関を探すのも便利です。

安く早期の取得を目指すなら、教材はWEBのものを選ぶといいと思います。料金が安い上にWEBで研修を受講できれば、時間短縮にも繋がります。

私が検索した際に最も安かったのが、資格対策ドットコム(アーティス株式会社)でした。

資格対策ドットコム(アーティス社)では、以下の値段設定になっています。(2019年4月現在)

  • FP2級+AFP認定研修・・・21,600円(税込・送料込)
  • FP2級+AFP認定研修(講義動画付き)・・・23,220円(税込・送料込)
  • AFP認定研修・・・8,640円(税込・送料込)
  • AFP認定研修(冊子版学習テキスト付き)・・・11,340円(税込・送料込)

この金額の水準で行なっている教育機関は他にもありますが、いずれにしても最安の水準です。

アーティス社の講座内容はネットを使ったE-ラーニングが基本ですが、講義動画付きの研修もあります。

私はFP2級とセットになっているものを受講したのですが、冊子のテキストもついていますし、E-ラーニングはスマホでも利用できますので、通勤時間をうまく活用することができます。

安い値段で一通りの勉強ができる教材が揃っているので、とてもおすすめです。興味のある人は以下のリンクを参考にしてください。

資格対策ドットコム(アーティス社)の課題は良心的でやりやすかった

実際に課題をやってみた感想としては、提案書を作りやすくする工夫がしてあるので、課題のポイントを意識しながら、提案書を作成していくことができました。

当時はキャシュフロー表はほとんど作ったことがなく、提案書を作成したのも始めてだったのですが、わりとしっかりとした内容を書くことができました。

提案書は期間中であれば何回でも提出できるので、100点を目指さずとも、一定水準の提案書ができあがれば、とりあえず提出してみるということもできます。

全体として、良心的だなという印象が残りました。

課題の内容と提案書の作成方法

課題には様々なものがあると思いますが、私が受講したときの課題は、退職後のライフプランの作成でした。

定年を向かえる相談者から、今後の生活について、相談を受けるというものです。

相談の内容から、現状のキャッシュフローを作成し、問題点を抽出して改善案を提案します。提案書の作成は基本的に以下の流れで進めていきます。

提案書作成の流れ

  1. 現状を把握して現在のキャッシュフローを作成する
  2. キャッシュフローの内容から問題点を探す
  3. 改善点を探して、提案書を作成する

1. 現状を把握して現在のキャッシュフローを作成する

まずは出題内容の現状を把握します。

家族構成、現在の収入や預金などの金融資産の状況、そして住宅ローンや加入している保険の状況を把握します。この辺を最初に整理しておくと、あとの作業が楽になります。

そして、その内容に基づいてキャッシュフローを作成します。

現状のキャッシュフローは問題点がいろいろと盛り込まれています。例えば、10年後の預金がマイナスになり、老後の生活が成り立たないような状況だったりします。

キャッシュフローの作成自体はFP2級の実技試験に出てくる問題に近いものですので、丁寧に作成していけば問題なく完成できると思います。

2. キャッシュフローの内容から問題点を探す

現状を把握したら、次に問題点を洗い出していきます。

問題点はキャッシュフローから読み取れる事実を記載していきます。

例えば、「2030年に預金残高がマイナスになる」「生命保険の死亡保障が大きすぎる」といった感じです。

改善案はこの後に考えていきますので、ここでは現状における問題点を列挙しておきます。

3. 改善点を探して、提案書を作成する

現状のキャッシュフローはお金が不足している状況だと思いますので、それを改善するには収入を増やすか支出を減らすかしかありません。

主に以下の点について、検討していくといいでしょう。

収入面では、妻が就労していない状況であれば、子供の年齢を考慮して、就労時期を現実的な収入金額をプラスしていきます。例えば、2020年から妻が月10万円分の就労を始めるなどです。

支出面では、生命保険の見直し、住宅ローンの繰上げ返済、車の買い替えや海外旅行のタイミングの見直しなどが考えられます。

生命保険の見直しでは遺族年金と照らして現在の死亡保障が本当に必要なのか、といった点などを考慮するといいでしょう。遺族年金が一定程度支給されるのであれば手厚い死亡保障は不要で、現状の生活を優先させるお金の使い方が重要になります。この場合、県民共済などの安い保険などが見直しの候補になると思います。具体的な商品を出しながら、改善の提案をするのもありです。

また、住宅ローンの繰り上げ返済も重要な改善点になります。返済期間を短くすれば、その分金利の支払いが減りますので、早い段階で繰り上げ返済をすれば、その分キャッシュフローの改善度合いも大きくなります。

住宅ローンの繰り上げ返済の計算は面倒ですが、実生活においても多くの人が直面する問題だと思いますので、しっかりと理解しておくといいでしょう。エクセルで数式を使えば、かなり簡単に作成できると思います。

そのほか、車の買い替え、海外旅行などは、生活を切り詰めてまで支出するものではありませんので、優先順位を考えて、車の買い替えサイクルを少し長くするなどで、キャッシュフローの改善が見込めます。

少しずつキャッシュフローが改善していくと、作業も楽しくなっていきますので、いろいろと試しながら提案書を作ってみてください。

日本FP協会のHPに提案書作成ツールなどがある

日本FP協会のHPに提案書作成ツールや提案書のサンプルが掲載されています。

こちらも参考にするといいでしょう。

【参考】提案書作成ツール(日本FP協会)

この内容を見ると、提案書の書き方や、流れなどが理解できます。

6割の点数で合格ですから、あまり難しく考えず、とにかく始めてみましょう。

まとめ

AFP認定研修について、教育機関や提案書の作り方などをご紹介してきました。

面倒ではありますが、土日などを利用して時間を確保して一気に仕上げてしまった方がいいと思います。

AFPを取得すれば、次の段階としてCFPやFP1級などを受けることができますので、いろいろと広がっていいくので楽しみですね。