退職後にうまく家事をするには?妻に嫌われない家事のやり方や意識を解説!
ゴリFPゴリFP

今回はお金のことではなく、退職後の家事について女性ライターさんに書いていただきました。
退職後に夫婦円満に過ごすには、お金とともに毎日の家事は重要事項です。
うまく家庭で過ごすための秘訣を解説します。

退職後に居場所がなくなる

長年勤め上げた会社を退職後は、夫婦2人でゆったりとした時間が持てる。

そのように考えている男性は多いのではないでしょうか。

一方で妻の方はと言うと、必ずしも夫婦水入らずの生活を歓迎している人ばかりではないようです。

「夫源病」という言葉が世間で認知され始め、熟年離婚の原因となる大きな素因と言われています。

仮に離婚には至らずに済んだとしても、夫が思い描いていたようなのんびりとした老後とは程遠い、なんとも冷めきった夫婦関係がそこにあったとしたら。

自分はどうやって毎日を過ごせばよいのかと悩んでしまいませんか?

妻は退職後も家事をしない夫に苛立ってます!

現代の若い夫婦は、男女関係なく家事をするべきという考え方が浸透していますが、この先数年の間に退職を迎える世代の多くは「男が台所に立つものではない」という教育の元に育てられています。

そのため、退職前はもちろん、退職後も自分が家事をするという意識すらない人も多いでしょう。

しかし、会社は定年を迎えればそこで終了となっても、家事に定年はありません。

家で人が暮らす以上、そこには必ずやらなければならない家事が発生します。

そもそも、妻としては夫が仕事をしていた時も、「本当は少しでもいいから家事をやってほしい」という気持ちを持っています。

しかし、朝早くに家を出て夜遅くに帰ってくる夫に家事をお願いするのは酷だろうと、我慢しているのです。

つまり、妻にとっては、家事は妻が全般負担して当たり前という意識はないのです。

「退職後は家事をやってくれると思っていたのに、それが全く何もする気がない夫を見て嫌になってしまう。」と、妻がストレスを感じてしまうケースが多いのが現状と言えます。

公園や図書館、喫茶店を転々とする日々

退職後、どうも妻の機嫌が悪い。

夫は、それが家事をせずにゴロゴロしている自分に対する怒りだと気付きません。

やがて、四六時中イライラしている妻といるのが苦痛になり、とりあえず家を出てみたものの、特に行きつけの場所があるわけでもなく、公園のベンチに座ってみたり、図書館で時間を潰したりしている。

長く住んでいる場所にも関わらず、退職してみたら、会社以外に自分には居場所がないことに気づいた。

このような事態に陥ってしまうのは、限られた人ではありません。

誰にでも起こりうることとして、早くから認識して対処法を考えることがとても大切です。

ふと公園を見渡すと、午前中の比較的早い時間帯にも関わらず、一人で過ごしている中年の男性を見かけます。

自分がその中の一人になってしまうかも知れない、という可能性を少しでも感じているのなら、それを回避するための方法を知る必要があります。

家事をしたことがなくても家事はできる

そう言われても、これまで何もしてこなかったのに、急に家事なんてできないと思うかも知れません。

でも、電子レンジも洗濯機もボタン一つ押せば後は自動で動きます。

「御飯は?」「俺の靴下は?」と言って妻を怒らせるくらいなら、まずは自分のことは自分でやってみるという主体性を持つことが大切です。

退職後、妻が夫に感じるストレスは、多くの場合、家事を協力・分担することで解決すると言われています。

つまり、夫が家に居場所を作るには、家事をすることが最も手っ取り早く、さらに夫婦円満にもなりやすいと言えます。

これは余談ですが、妻が退職後の夫に感じるストレスの例としてよく挙げられるのが、「昼飯まだ?」という言葉だそうです。

どうして朝食でも夕食でもなく昼食なのかと言うと、これまで夫が外で働いている時は用意するのは朝食と夕食だけで昼食は自由に行うことができました。

それが、夫が四六時中家にいるようになると、昼食を手抜きすることができなくなります。

夫からすれば「一食増えるだけだろ」ということかも知れませんが、その一食が妻にとっては大きなストレスになるのです。

そのため、逆に夫が昼食を自分で用意したり準備してくれると、妻のストレスは大幅に減るのです。

家事を上手くやる方法

ローンの支払いを終えるために、自分は外で一生懸命汗水垂らして働いてきたのに、いざ退職してみたら家事をしなければ家に居場所がないなんておかしいと思う人もいるでしょう。

しかし、家庭はお互いが協力してこそ成り立つもの。

これまでは、自分が仕事をして収入を得ていた代わりに、妻が家事を一手に担ってくれていたのです。

それが仕事を辞めて収入が途絶えたのですから、妻と同じ立場に立って家庭内でできる自分の役割を考えることは当然と言えます。

手伝ってあげているという意識は捨てる

妻側の意見として、「退職後も夫は家事をしなくてもよい」というものもあります。

その理由は、家事をした後に「〇〇しておいたよ」と言われるのが嫌だから。

本来、家事はその家で生活をする人間なら当たり前にすることなのに、この「しておいたよ」と言う言い方はとても恩着せがましく聞こえ、「そんな言われ方をされるなら、いっそしてくれなくていい」と思うようです。

先に、家で何もしない夫にストレスを感じて妻がイライラすると書きましたが、実はそれ以外にも夫としては家事を手伝っているにも関わらず、妻にイライラされているケースも存在するのです。

それは、手伝ってあげている、〇〇してあげている、という夫の上から目線が原因と言えます。

繰り返しになりますが、家事はその家に住む人が平等に負担して然るべきこと。

そのため、手伝ってあげているのではなく、一緒に行うのが当たり前だと思うのが正解です。

教えてもらう気持ちが大切

妻はあなたが外で仕事をしている間、ずっと家事を行ってきた家事のベテランです。

仕事であれば、経験年数の長い人が上に立って指導を行うのはごく当たり前のことですよね。

また、妻の家事のやり方は、長年の経験の末に辿り着いたいわば集大成。

それを家事を始めて間もない夫から「もっとこうした方が効率がよい」などと口を挟まれれば、気分がよいわけがありません。

退職後に家事を始めるには、上司である妻に教えてもらうと言う姿勢が必要になります。

家事は楽しいことではない

「妻は自分のことを全く家事をしない人と思っているが、庭の手入れをしたり、壊れた家具を直す、棚を作るなどそれなりに頑張っている」と言う人がいます。

確かに、庭の手入れを怠ると雑草が生え放題になって見苦しいですし、壊れた家具を直してくれるのも助かりますよね。

しかし、元々庭いじりやDIYが好きだと言う場合、これらを家事と見なすのは無理があります。

なぜなら、好きなことを行うのは趣味の一環でもあるからです。

自分が好きなことをして、それを家事だと言い、だから自分は家事をやっていると思うのは間違いです。

家事を行うにあたり得手不得手はあっても、好き・嫌いのような気分で判断するのはいけません。

家事は無限にある

家事と一口に言っても、その種類は数多くあります。

また最近は「名前のない家事」と言う言葉が話題になっていて、その名の通り、「食事の支度」や「掃除」のように明確な名前はないものの、実際は家事として無意識に行っているものが相当数あります。

名前のない家事には、次のようなものがあります。

気づきにくいけど重要な家事

  • 食事の献立を考える
  • ゴミを分類する
  • 使い切ったトイレットペーパーを新しいのに入れ換える
  • 玄関の靴を揃える
  • 朝カーテンを開けて、夜カーテンを閉める
  • 郵便物の確認と不要な物の廃棄
  • 脱ぎっぱなしの衣服を洗濯かごに入れる
  • シャンプーやリンスの補充
  • クリーニングを出す、取りに行く
  • 食事の前に食卓を拭く
  • 食べ残したお菓子を仕舞う
  • 新聞や雑誌を廃品回収に出す
  • 飲み終えた缶やペットボトルを捨てる
  • 手洗い用のタオルを換える

どれも些細なことに感じるかも知れませんが、これを毎日全部一人で行うと考えてみると家事の大変さが少しはわかるのではないでしょうか。

夫が家事を行う時、この「大変さ」を感じることがとても大切です。

大変さを知ればおのずと感謝する気持ちも芽生えますし、「手伝ってやっている」などと傲慢な気持ちにはならないはずです。

得意な家事を見つける

料理が苦手な人が、毎日の食事の支度をするには無理があります。

「なんとしても妻に喜んでもらいたい」と張り切って料理学校に通ってみるのも、退職後の一つの過ごし方と言えますが、苦手なことを続けるのはかなり根気が必要ですし、何より「上手く出来上がらずに作り直すことになった」など、
二度手間となると結局負担が大きくなるのは妻です。

料理が苦手なら、部屋やトイレ、お風呂の掃除、ゴミ出し、食器洗い、買い物、洗濯と家事は他にもたくさんあります。

また、町内会や自治会の集まりなど、今まで関わってこなかった地域との交流も、立派な家事と言えるので、社交的な性格を自負しているならそのような集まりに積極的に出てみるのもよいでしょう。

まとめ

退職後に夫婦が楽しく生活するには、協力して家事をすることが大切です。

家事のベテランである妻に対して、敬意をもって接する気持ちが重要だと思います。

まずは、家事の上司である妻に指導をしてもらうことから始めましょう!